ExcelのVLOOKUP関数でデータを抽出する方法と注意点
※無印良品の整理トレー by Panasonic GH5+12-60mm
「他のテーブルから単価をとってきて面倒だなー」
「関数を使って手間を減らしたいな」
「データをとってくる関数ないかなぁ」
ExcelのVLOOKUP関数は、他の場所にあるデータを抽出する関数です。
単価を調べて入力するような仕事であれば、VLOOKUP関数を使えば一瞬で終わります。
Excelを使って仕事をするのであれば、関数を使えるようになると仕事効率が格段にあがりますので、やってみてください。
ExcelのVLOOKUP関数の使い方
次のように、商品名が並んでいて単価が他の場所に記載されている場合は、VLOOKUP関数が役立ちます。
この場合のVLOOKUP関数は、商品名をもとに単価情報を取得しています。
では使い方です。
単価を入力したいセルに、VLOOKUP関数を入力します。
=VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,検索方法)
検索値は商品名のセル
範囲は商品名と単価すべて
列番号は範囲の中で単価が何列目なのか
検索方法はTRUE(近似一致) or FALSE(完全一致)
検索方法は2つありますが、基本的にはFALSEにしておけばOKです。
近い値を取得したい場合にはTRUEになります。
具体的にはこのようになります。
=VLOOKUP(A3,F3:G5,,2,FALSE)
ExcelのVLOOKUP関数の注意点
VLOOKUP関数にも注意点があります。
取得したいデータが、検索値より左側にある場合は使えないこと
今回、例で見せたデータでしたら問題ありません。
しかし、すべてが例と同じにはならないと思いますので、その場合はVLOOKUP関数が使えないことになります。
VLOOKUP関数が使えない場合には、他の関数を組み合わせるのも1つの手段ですし、マクロを使って他の部分まで補う方法もあります、
Excelの関数を使って効率的に仕事をする
Excelの関数は、効率的に仕事をするための道具です。
マクロの前に使えるようになっておきたいもの。
その中でも、一番使うであろうVLOOKUP関数の例をあげました。
1つ1つ探して、入力すると間違えたり、探しているときのストレスもあります。
入力した情報が更新されたら、また探して入力しないといけません。
こういった手間をなくすためにも、関数を使って処理していきましょう。
関数もマクロと同じで覚えることにこしたことはありませんが、慣れないうちは覚える必要はなく理解するだけで十分です。
わからなければGoogle検索をしたり、本をみたりして仕事を進めましょう。