写真ファイルをオフラインで管理するためのおすすめストレージ
※ラトックシステムのRAIDケース by Panasonic GH5+12-60mm
写真撮影をしていると、とんでもない量のデータになっていませんか?
写真ファイルの1つ1つは、そんなに多くの容量ではありません。
しかし、何千枚、何万枚となってくると10GB、100GB、1000GB(1TB)を超えてくるでしょう。
保存できる容量を簡単に増やすには、外付けのHDD、SSDを用意することです。
デスクトップであれば、内蔵HDDやSSDを追加して容量を増やすこともできます。
多くの人にとって簡単にできるものではないので、ここでは外付けのストレージについておすすめを紹介します。
写真ファイルをオフラインで管理するためのおすすめストレージ
これまで、外付けHDD、RAIDケース、NAS、リムーバブルケース、多くのストレージを使ってきましたが、その中でおすすめを紹介していきます。
おすすめストレージ第1位:RAIDケース
RAIDケースは、HDD or SSDが2個入る機器です。
RAIDシステムを使えるので、接続してあるHDD・SSDが1個として認識できるようにして読み書きの速度をあげたり、ミラーリングでバックアップを取り続けるようにもできます。
価格が1万円前後で購入できるので、費用も安く済むのがポイントです。
おすすめストレージ第2位:外付けHDD or SSD単品
外付けHDD・SSDは、購入してからコードをパソコンにさせば、すぐに使えるのがメリットです。
機器は1つしかないので、バックアップはとれませんが費用が一番安く済みます。
壊れそうになったら、別の外付けHDD・SSDを購入してデータの移行をしましょう。
おすすめストレージ第3位:NASシステム
NASは、ネットワークストレージ、USBで外付けストレージのどちらにもなるものです。
家族間で共有したいとか、会社で社員と共有したいときに使えます。
また、ネットワークストレージなので設定を変えて外からでもアクセスできるようにすると、写真ファイルの共有が楽になりますよ。
ただ、設定が大変なのと、外からでもアクセスできてしまうとハッキングの可能性もあるので、初心者の方にはおすすめできません。
NASは機能が多い分、費用も多くかかってしまうので、機能面に魅力を感じたら導入を検討してみてください。
NASの導入には、内蔵のHDDが必要になるのでご注意を。
写真ファイルをオフラインで管理するメリット・デメリット
写真ファイルをオフラインで管理するということは、ネット上のストレージサービスを利用しないことです。
どんなメリットとデリットがあるのか紹介します。
メリット
- ネットに接続しなくてもいい
- 容量は追加すれば無限に近い
- ミスでネットにアップしてしまうことがない
オフラインで管理するメリットは、ネット不要で容量は自分の判断で認識できるだけ追加できることです。
例えば、Googleフォトの場合ですと、有料で2000GB(2TB)までになりますが、オフラインであれば2000GB以上のファイルを保存することができます。
また、オンラインストレージで管理していると、ミスでTwitterやInstagramなど別の媒体にアップしてしまう可能性があり、写真を流出してしまうかもしれません。
オフラインであればこういたったことはありませんよ。
デメリット
- 機器選び
- コード、電源、場所の確保
- 写真ファイル共有に一手間かかる
- ストレージ機器の故障でファイル消失
オフラインで管理するデメリットは、ストレージ機器選び、コード増加・電源・場所確保、写真ファイル共有に手間がかかる、ストレージ機器の故障でファイル消失があります。
ストレージ機器は、外付け単品、NAS、RAIDケース、リムーバブルケースなど、種類が多くいろいろ考えなければいけません。あわせて、コード・電源・場所も必要となります。
写真は、家族や友達に共有することもあると思いますが、オフラインで管理しているとすぐに共有できません。
そして、一番怖いのは機器の故障です。HDD・SSDをつかっていれば壊れる前に、異音がして「壊れるかも?」と思わされますが、前振れもなく壊れるときがあります。
故障のときのために、機器を2つ用意して…といったことも考えなければなりません。
写真ファイルをオンラインで管理するメリット・デメリット
写真ファイルをオンラインで管理するのは、クラウドストレージが流行ってきた最近の流れです。
しかし、流行りに流されず、メリット・デメリットを知ったうえで使ってほしいと思っています。
メリット
- ネットに接続できていれば、自分の居場所はどこでもいい
- ファイル消失リスクをもたなくていい
- 機器の場所が不要
写真をオンラインで管理する1番のメリットは、ネットにさえ接続できていればよくて自分の居場所はどこでも構わないことです。
旅行先で撮影した写真をすぐに共有したい場合、旅先の宿などで写真のバックアップをとりつつ、共有も可能になります。
また、保存機器が壊れてファイルが消えてしまうリスクも持たなくていいので、自分は写真ファイルをオンラインにアップするだけで済みます。
デメリット
- 毎月お金がかかる
- 管理方法がサービスごとに異なる
- ネット回線の速度が遅いと表示に時間がかかる
写真をオンラインで管理する1番のデメリットは、毎月お金がかかることです。
Googleフォトであれば、1ヶ月250円ほどかかり、容量があがるごとに最大1,300円(1ヶ月)までかかります。
また、Googleフォト、Dropboxなど、サービスは多くあり、どれも操作方法が異なるので覚えるまでストレスです。
その他にも、ネットの速度が遅ければ写真の表示が遅い、アップするのに時間がかかったりするのでメリット、デメリットを考えて使う必要があります。