カメラ初心者が知っておきたい用語一覧
カメラに興味を持つ、撮影をし始めると、聞き慣れない言葉がでてくると思います。
わかりやすいのは、
- 一眼レフ
- ミラーレス一眼
- デジカメ
あたりではないでしょうか。
今回は、カメラ初心者が覚えておきたいカメラ関係の用語を解説していきますね。
イメージセンサー、センサーサイズ
イメージセンサーは、レンズから入ってきた光を電気信号に変換する半導体です。電気信号を順に読み取ることで、画像として見ることができるようになります。
イメージセンサーには大きさがあり、「センサーサイズ」と呼ばれます。
センサーサイズを大きい順に並べたものがこちら
- フルサイズ
- APS-C(えーぴーえすしー)
- マイクロフォーサーズ
- 1型センサー
- 1/2.3型
センサーサイズが大きいほど写真がボケやすく、明るく、映る範囲が広く、キレイで金額も高くなります。
カメラを購入するなら一番気にしたい部分です。
一眼レフ?ミラーレス一眼?
一眼レフと、ミラーレス一眼はよく聞く言葉ではないでしょうか。
これは、カメラの構造のことです。
一眼レフは、カメラ本体の中にレフ(鏡)が入っていて、レンズから入ってきた光がレフで反射し、ファインダーに映しだされています。
ミラーレス一眼は、ミラー(鏡)がレスなので鏡が入っていません。その変わり、電気信号に変わったものがファインダーから見えます。
最近では、ミラーレス一眼が多くなってきました。
レフがないことでカメラ本体が軽い、小型になっているからです。
持ち運ぶなら軽くて小さいものがいいですよね。
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F値(絞り)
F値(えふち)、絞り(しぼり)は、同じことを指していて、レンズから入ってくる光の量を調整する値です。
F1.8、F2.4、F4通し(とおし)なんて言ったりします。
Fのあとの値が小さいほど、絞りが開いているので光を取り込み明るい写真になりやすいです。
Fのあとの値が大きいほど、絞っているので光が入ってきにくく暗い写真になりやすいです。
F4通し(とおし)というのは、ズームを使ったときにF値が固定されているもの。
どれだけズームしてもF4ならF4なんです。
カメラ初心者の方には、一番先に覚えて使ってほしい機能です。
シャッタースピード
シャッタースピードは、シャッターが降りる時間のことです。
例えば、1/60秒、1/120秒というふうに表記されています。
分母の値が大きければ大きいほど、速くシャッターがきれています。
速くシャッターが切れる要素として、撮影環境が明るいことです。
暗い環境ではシャッタースピードが遅くなり、ブレブレの写真ができあがります。
花火なんかの写真でブレているのは夜だからということですね。
ISO感度(いそかんど)
光の増幅装置の値
光はレンズをとおって入ってきます。入ってきた光をどの程度増幅するか決めるのがISO感度(いそかんど)なんです。
暗い場所で撮影するときに、適切にISO感度を設定できれば見やすい写真になります。
しかし、ISO感度をあげすぎると写真にノイズがのってしまい、画質の悪い写真ができちゃいます。
ノイズとは、写真をみたときに見える「ギザギザ」がそれです。
日中は気にすることはほとんどないですが、暗い場所では正しく設定したいですね。
単焦点レンズ
レンズの種類の1種
単焦点レンズは、ズームができません。
しかし、同じ条件であればズームレンズより単焦点レンズで撮影した写真のほうがキレイです。
また、単焦点レンズにはパンケーキレンズと呼ばれるものもあり、安価でそこそこの明るさを持つレンズなので手がだしやすいレンズとなります。
その他にも、写真にボケをいれやすく、カメラ初心者が撮っても良い写真になりやすいです。
ズームレンズ
レンズの種類の1種
ズームレンズは、その名のとおり拡大ができるレンズです。
ズーム機能を使えば、その場から移動することなく、異なる範囲の写真が撮影できます。
しかし、ズームレンズにはF値が変わったり、単焦点レンズの写真と比べて劣るといったデメリットがあります。
ズームレンズによってはF値固定のものもあるので、デメリットをかき消すこともできますがいいお値段します。
また、ズームレンズは撮影できる範囲が広いこともあって、レンズが長く・重いです。
ミラーレス一眼でも500gほどはあるので、それに重いズームレンズを加えるとズッシリくる重さもデメリットの1つです。